花こまの旅日記、でも時々おきなわ

民族歌舞団花こまの公演先での思いのままの感じた事をブログでつづります。沖縄滞在中はその様子もお知らせ致します!

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伝統芸能

今日は、いつもの学童保育所の皆さんに加え、児童センターに来られている皆さんも一緒になっての公演でした。子ども達はと言えば、同じ学校に通うお友だち同士なので、気心が知れた学校の延長線と言ったところです。違いは学校の先生から指導員の先生へと寄り添って下さる大人が違うので、その分学校で見せない色んな一面が出たようにも思います。勿論子ども達対象の公演だったのですが、意外や意外、児童センター先生の喜びようが半端なく、予定していた先生を差し置いて「楽しいので私が出る!」。もうこうなって来ると、日頃中々見れない面白がる先生の姿が加わり、子ども達の興奮と感動のテンションは益々高まるのでした!ゴムダン?ある地域では古くから伝わっている「ゴムダンス」と、歌「栄光の懸け橋」が公演お礼として会場一つになって力一杯演奏して下さいました!本当に、ありがとうございました!
演目:水口囃子、寿獅子、南京玉すだれ、もちつきばやし




伝統芸能

獅子舞は怖いもの。小さいその手で顔を覆いながら、そっと指のその隙間から、覗いているお友だち。一杯涙したのに、「噛んで貰いたい人!」と言われたら、思わず頭を差し出すお友だち。獅子からおじさんが出て来たのに、中で人が操っていたなんて、全く信じていないお友だち。あれ程泣き叫んだのに、帰って行く際には、「バイバイ!」と笑顔で見送るお友だち。餅つきが始まると、涙がまだ頬を伝っているのに、臼のところまでよちよち歩いて来るお友だち。担任の先生の餅つきに、力の限り応援するお友だち。クラスごとに集まって、餅を頬張りながら公演の感想会が始まりました。こんな子ども達の様子に、先生方もたまらないみたいです。今度は先生方が、子ども達の様子や感想を興奮気味に語り合っています。園長先生は、「これがいいので、毎年お願いしているんです!」公演後、園児のみなさんによる歌のプレゼントを頂きました!
演目:車人形、楽器紹介、水口囃子、寿獅子、もちつきばやし




伝統芸能

公演好評につき、早速次回公演日程が決まりました!本当に嬉しい限りです。毎年伺っているので、もう飽きられたんじゃないかと、ふと頭をよぎる事もあるのです。それでも、獅子に頭を噛まれる幸せを、顔をくしゃくしゃにして、体いっぱいで表現して下さる皆さんの姿には、いつもこちらの身が正されます。公演依頼があってもなかっても、いつもお客様に真摯にあり続けるのみなのですが、もうちょっと仕事が増えればと思ってしまう邪念がぬぐえません。「小人閑居して不全を成す」邪念を抱く間もなく、常に精進あるのみなんですよね。
演目:1F寿獅子、もちつきばやし×2回 3F寿獅子、もちつきばやし




伝統芸能

先代の園長先生の急逝に伴い後を引き継いだ現園長先生。大変なご苦労をされたと思いますが、一緒に園を支えるいいスタッフの皆さんに恵まれ、活気に満ち溢れていました!園の先生方で話し合い決めた、今風の色、デザインが施された新園舎が輝いていました!色んな思いや未来への希望溢れる情熱がひとつになって、前へ進んで行っている姿を見せて頂きました。当然そういう雰囲気は、園児や保護者の皆さんにも伝わっている事でしょう。巷では、衛生面から「餅つき」行事が減って行っているさ中、何とか続けたいという園長先生の思いは今年も実現しました!
演目:南京玉すだれ、寿獅子、もちつきばやし×4回



伝統芸能

伝統芸能の公演先としては非常に珍しい処にお邪魔しました。プロスケーターを生み出すそんなローラースケート練習場に伺い、生徒やスタッフの皆さんにひと時を楽しんで頂きました。勿論、公演先などこだわらずに来た私達ですが、さすがにスポーツ練習場というジャンルはありませんでした。体育会系?の皆さんにとって、三味線や太鼓のお囃子に載せて餅を搗くなど、きっと新鮮な出会いじゃなかったかと思います。また、出来立てのお餅がお腹一杯食べれるとあって、それこそが餅つきの真骨頂!皆さん興味津々で、スマホやカメラで思い出の一枚を撮り止めておられました。
演目:寿獅子、もちつきばやし×2回



伝統芸能

クラシックと伝統芸能

昨年はベートーヴェンの第九交響曲が日本で初演され100周年で、姫路でも恒例の第九演奏会が行われました。また、打ち上げの席では、第九成功を祝っての「もちつきばやし」も恒例で行われました。最初は、クラシックなのに大丈夫なのかな?という不安もありましたが、「餅つき楽しみにしていますからね!」そうです、今では皆さん心待ちにされ、第九演奏後の楽しみにとなっています。今年の指揮者「曽我大介」さんも勿論、餅つきに参加して頂きましたが、意外と背の高い方でした。指揮者というと、どうも偉い先生というイメージでこちらが引いてしまうのですが、曽我さんは芸心もお持ちなようで、演奏会後に及んでも打ち上げ参加者を喜ばせようと、様々な心配りに溢れ、常に趣意をお持ちになって行動されているその姿勢が表れた曽我さんの餅つきでした。ぶらぼー!
演目:もちつきばや



伝統芸能

子どもの頃見た教科書に、田植えをしているからわらで、太鼓や笛を楽しそうに演奏している人々の挿絵があったのを覚えています。田植えは重労働だから、そんな事はせずに手伝った方がいいんじゃないかとよく思ったものでした。意味が分かりませんでした。今日のこの「もちつきばやし」、考えてみれば同じです。しんどい餅つきを手伝わずに三味線や太鼓で囃すのですから。でも、こうやってお囃子がある事で、同じ餅つきなのですが、日常を忘れた気分の高揚感で溢れています。子ども達は先生に言われる訳でもないのに、自然と体を動かしたり、声援を送ったり、臼にどんどん近づいて来たり。先生も負けてません、誰に言われるでもなく、「太鼓持ち」宜しく、園児を前にして自ら踊り、はやし立てている姿が印象的でした。
演目:もちつきばやし×2回



伝統芸能

「伝統芸能」を考える

テレビで伝統芸能番組なんてほぼほぼ放送なんてされません。それほど魅力がないのでしょうか?日本各地に数えきれない位たくさんある伝統芸能なのに、音楽の授業で習った記憶もありません。クラシック音楽やバレエの方がやはり優れているからなのでしょうか?西洋文化溢れる巷では、どうも伝統芸能は蚊帳の外のようです。でもこうやって各地で公演してみると、お客さんの反応はすこぶる良好です。子ども達の輝く目、この機会に子ども達に体験させようと意気込むお父さんお母さんの姿。また、それを見守る会場皆さんすべてが笑顔なんです!まだまだ、努力が至らないのか...。いやいや、諦めないぞ、伝統芸能!
演目:もちつきばやし×2回



伝統芸能

好機を招く人徳!

これも先生の人徳なのでしょうか?門扉越しに私達を出迎えて下さる園長先生のお顔を拝見すると、何故かほっとするのでした!「いいお天気で何よりですね!」とご挨拶をすると「私は晴れ女なので、今まで1度も雨にたたられた事ないのよ!」とのお返事。ん~なるほど。両隣の自治会長さんやコミセン館長さん達が駆けつけて、恒例のお餅つき大会は行われました!自治会長さん進呈のマリオブラザーズのキャラクター着ぐるみを着た先生も必死に餅を搗いておられました。次の餅が蒸し上がる幕間を利用して、「もちつきばやし」を覚えるコーナーや先生による飛び入り紙芝居も登場しました!回を重ねる毎にハイテンションになる園児の皆さん!それに引かれて盛り上がる大人の皆さん!今年はお土産のお餅も出来ました!ばんざ~い!めでたし、めでたし。
演目:もちつきばやし×4回




伝統芸能

保護者会の申し渡し事項なのだろうか、毎年保護者の皆さんによる「玉すだれ」が恒例の演目となっています。ところが!今年のお父さん、お顔がもう一つ冴えません。仕事ではなく、芸能なのに。いやいや、そんな事を望む方がおかしいですよね。お父さんは真面目で一筋なんです!ところが!演目変わって「もちつき」を始めた途端、先程のあの固い表情が打って変わり、笑顔100%へ!会場の雰囲気も一変!子ども達の盛り上がりも200%へ!侮るなかれ「もちつきばやし」!
演目:寿獅子、南京玉すだれ、もちつきばやし



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プロフィール
てぃーだ花こま
てぃーだ花こま
心おどる伝統芸能を、皆さまのもとへ!の合言葉に、
「花こま」の伝統芸能を沖縄各地で上演。
身近に触れる機会がめっきり減ってしまった伝統芸能。
そこには、子ども達から大人まで、
三世代が一緒になって楽しめる人の輪があります!
古臭くもなく、縁遠くもなく、心躍る時間がそこにはあります!
先人が愛してきた世界へ、さあ、参りましょう!
公演先で感じたい事を心のままに、
綴ってまいります。

民族歌舞団 花こま
兵庫県姫路市を拠点に活動中
1987年結成